定年までに1億円貯めるにはどうすればいいのか

普通のサラリーマンががんばって貯金をしても、1億円は難しい。リタイアまでに本気で1億円を目指すなら、若いうちからの大胆な人生設計が必要だ。そこでお金のプロ2人に、金持ち老後への道案内をしてもらった。

定年までに1億円貯めるにはどうすればいいのか (プレジデント) - Yahoo!ニュース

f:id:ameiku2015:20160110081327p:plain


■1億貯めるにはどうすればいいのか

 いまは老後のマネープランが立てにくい時代だ。公的年金が当初の約束どおり支払われる見込みは薄く、支給開始年齢の引き上げや減額は既定路線になっている。

 実際、今年5月、政府の経済財政諮問会議は一定の収入を超えている高齢者について、年金額を減らす仕組みの検討を始めた。年金制度そのものは破綻しなくても、条件が悪くなることは避けられないだろう。

 一般に老後に必要な資金は3000万円と言われる。しかし、それは年金がきちんと支払われた場合の話だ。先行き不透明ないまは、3000万円に多少上積みしたところで不安からは逃れられない。

 老後資金の不安からフリーになるために、夢は大きく1億円というのはどうだろうか。60歳までに1億円あれば利子生活も夢ではないし、少しずつ取り崩すにしても十分な額だ。

 問題は、それが可能であるかどうかだ。家計相談のプロフェッショナルである藤川太氏にシミュレーションしてもらったところ、身もふたもない結果が出た。

 「普通のサラリーマンに貯金1億円は難しいです。若いときから意識的に貯蓄したり、無駄遣いをしなかったとしても、6000万円程度が限界です」

 シミュレーションの内容はこうだ。夫は年収320万円からスタートして、退職時は年収700万円に。妻は派遣社員で、年収300万円からスタートして60歳で年収420万円に。子どもは2人で、妻は出産後、育休を取る。生活費は月20万円で、住まいは賃貸。家賃として月10万円かかる。どこにでもいる標準的な世帯だ。

 「ほぼ同じ条件でも、子どもを産まなければ1億円の大台が狙えるかもしれません。しかし、それで目標額を達成できても、『貯めてどうするの? 』という話になってくる。せっかく貯めても、それを一緒に使う家族がいないのは寂しい。結果的に子どもが生まれなかった世帯は別ですが、最初から1億円のために子どもをつくらない選択をするのは、本末転倒です」(藤川氏)

■お金と幸せの両得は無理なのか

 人並みの幸せを享受しつつ、お金も貯め込むのは、やはり無理なのだろうか。

 「人生を楽しみつつお金持ちになることは十分に可能です」

 と言うのは、『ユダヤ人大富豪の教え』をはじめ、お金と幸せについての著書が多い、作家の本田健氏だ。

 「起業すればいいのです。サラリーマンの年収は、どんなに頑張っても1500万~2000万円。そこからやりくりして1億円を貯めようとすると、何かを犠牲にせざるをえません。しかし、自分の才能を活かして起業すれば、それほど大きな規模でなくても年収3000万円を目指せます。その水準になれば、1億円を数年で貯めることは可能です」

■起業家の人生はいばらの道か

 しかし、ある程度の収入が保証されているサラリーマン生活と違って、起業家の生き方はいばらの道だ。人生を楽しむことなんてできるのだろうか。

 「人生でもっとも面白い時期は25~55歳。なかでも子どもが小学生くらいの5~7年間は、人生におけるプライムタイムといっていいでしょう。プライムタイムに仕事ばかりしていたりお金のことで苦労していると、人生全体がつらいものになります。ただ、起業家はどのタイミングで苦労して、どのタイミングでお金持ちになるのかを自分で計画できます。その点では、むしろ起業家人生のほうが人生を楽しみやすいのではないでしょうか」

 一方、前出の藤川氏は、サラリーマンをしたまま投資で1億円を目指す道を提案する。実は先ほどのシミュレーションでは、すべて預貯金(利回り1%を想定)で運用するとしている。このパターンだと資産を大きく増やすのは難しい。

 「1億円を目指すなら、レバレッジの利いた金融商品に集中投資する必要があるでしょう。具体的には不動産やFXですが、FXは失敗したときのダメージが大きいので個人的には不動産投資をお勧めします。もちろん不動産投資で成功するのも容易ではなく、サラリーマン大家のうち、おそらく長期的に儲けることができるのは3割程度の人です。ただ、起業して10年後も続いているのは10社に1社です。また、不動産投資ならサラリーマンをしたままできるので、資産形成に失敗しても生活ができなくなるリスクは低い。不動産投資は起業で1億円を目指すより、ずっと現実的です」

■2つの道をお金の神様が案内

 いずれにしても普通のサラリーマンが普通のやり方で1億円を貯めるのは困難だ。本気で1億円を目指すなら、起業して収入を増やすか、リスクを取って集中投資するしかない。


老後の資産は、貯蓄+厚生年金額で計算

 

 次に、老後までに準備しておきたい貯蓄額について尋ねたところ、以下のグラフのような結果が出ました。全体的に最も多い貯蓄額は、1000万円以上~2000万円未満でした。

 

 

 

 

 一方、高額貯蓄額の内訳に目を向けると、「1億円以上貯めたい」と考えているのは男性のほうが多く、なかでもお互いが扶養に入らずに仕事している共働き世帯の男性は、約13%が1億円を目標に掲げています。また、お互いが扶養に入らずに仕事している共働き世帯の女性のうち、10%以上が5000万円以上~6000万円未満を目標としています。他のグループの女性は5%台に留まっています。

 

 ちなみに、老後に必要な貯蓄額はいくらなのでしょうか。

 

 

老後に必要な貯蓄額は2000万円。ただしDUAL世帯は……

 

 花輪さんによれば、「標準家計(夫婦二人暮らしで、妻が扶養に入って働くか、片方だけが働いている平均的な支出額の夫婦)の場合、老後に必要な貯蓄額は2000万円」だそうです。

 

 「例えば、夫だけが働いている同い年の夫婦の場合、夫が60歳で定年退職すると、夫婦2人の生活が約24年、妻1人の生活が約5年続くとして計算します。すると定年後の生活費の総額は約8710万円(1か月の支出を夫婦二人で約27万円、妻一人で12万5000円で計算 )。これに、介護や家のリフォームなどの予備費を加算すると、1億円以上が必要になります」

 

「しかし65歳から月額23万940円の年金がもらえます(※2013年4月〜9月の標準的な年金額)。 その年金の金額に平均的な退職金を加算すると、総額が約8400万円になります。これを生活費の総額から引くと、約1600万円になるという計算です。少し余裕をみて2000万円あれば、安心して過ごせるでしょう」

 

 ただし、どちらも厚生年金を受け取るDUAL世帯の場合、少し事情が変わります。

 

「例えば、夫も妻も平均的収入(平均標準報酬36万円)で40年間就業した場合、もらえる年金は月に夫婦あわせて33万798円程度になります(※2013年4月〜9月の標準的な年金額)。 つまり、毎月受け取る年金額が約10万円も高くなるのですから、標準家計より少ない貯蓄額でも大丈夫ということになります」

 

 

 

 

 

 

まとめ


老後をどう過ごすかなんて国保の方なんてお先真っ暗でしょう。
特にこつこつと商売をしてきて65歳過ぎると年金で生活できないと思います。
介護施設にもはいれない
結果として→
入れたとしても長年の支払いの不安がつきまとう
予算が増えたといって福祉には廻ってこない
公人の机上論で一般庶民のことは頭にはないのが今のお偉いさんなんですかね。

 

 

 

関連記事

セカオワの深瀬と益若交際中の様子をTwitterにて公開 - 「まろやか」な日常

【JAXA】閉鎖空間に耐えられるのか!? - 「まろやか」な日常

【必見】60歳でみる日本といいう国について - 「まろやか」な日常

ナイナイ岡村 ベッキー不倫騒動に感想 - 「まろやか」な日常

-あなたのクリックが励みとなっています- ranking