人生に疲れたあなたに読んで欲しい~アメリカンドリームを掴んだ~

何をやってもうまくいかない。パートナーとの関係も悪い。いつも孤独を感じる。仕事も勉強も休日もつまらない。遊んでもつまらない。気付くとため息をついている。朝が来るのがしんどい。etc…

これらはすべて過去の私が抱えていた悩みです。もはや疲れてしまって何もかも終了したい気分になるんですよね。「終わらせてこの疲れた気分から開放されたい」そう思うことがあるんですよね。

私は過去長い期間、人生に疲れたって思っていたんです。でも、今は全く思わなくなりました。そこには成長がありました。思考を変え、自分にかける言葉を変えました。そして、結果として行動が変わり人生が変わったのです。

 

 

 「アメリカンドリーム」を手にしたが…

 

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ライアン・ニコデマス氏:私はライアン・ニコデマス、こっちはジョシュア・フィールズ・ミルブラム。私達は2人で「theminimalists.com」というウェブサイトを運営しています。今日はコミュニティの一部であるということがどういうことかについてお話をしたいと思います。その前に私がどのようにして豊かになったかをお話します。
1年後の自分を想像してみてください。2年後、5年後、どんな人生を送っていますか? シンプルな人生、ストレスの無い人生、負債の無い人生、不満のない人生、障害がない人生を想像してみてください。
今持っているものよりも多くを手に入れる人生を想像してみてください。今よりももっと時間に余裕がある、より深い人間関係、より成長し、より貢献できる人生を。皆さんが今想像した人生が皆さんが送るべき人生です。完璧でもないし、それを手に入れるのは簡単でもありませんが、シンプルな人生です。今想像した人生は豊かな人生です。「豊か」というのはお金とは関係ありません。
昔、私は豊かであるというのは年収500万円以上稼ぐことだと思っていましたが、20代の時に大企業の中で出世を目指して頑張ると、すぐに年収500万円を突破しました。それでも別に自分が豊かであるとは思えませんでした。そこで、「もしかしたら年収700万円稼げれば、900万円稼げれば、1000万円稼げれば、もしかしたらたくさんのものに囲まれれば豊かさを感じるのかもしれない」と思いました。
なにが「豊か」であることかもわからずに、「アメリカンドリーム」、「幸福」を求めてとにかくより多くを稼ぎ、より多くのお金を使ってきました。しかし、より稼ぎより消費すればするほどに、私は幸せから遠ざかっていきました。
5年前の私の人生は今とは全く違うものでした。欲しいものは何でも手に入れました。皆が欲しがるものを全て持っていました。有名大企業で皆が羨む役職に就き、何百もの従業員を管理し、1,000万円以上を稼ぎ、毎年高級車を乗り替え、大きな3ベッドルームのコンドミニアムに住んでいました。しかもその家にはリビングが2つもあったのです。独身の男にはリビング2つなんて必要ないにも関わらず。

 

ミニマリズムとの出会い

ミニマリズムとは

完成度を追求するために装飾的趣向を凝らすのではなく,それらを必要最小限まで省略する表現スタイル。 1960年代に音楽・美術の分野で生まれ,ファッションにも導入された。ポスト・モダンと相反する概念。

 

30代を間近に控え、この20年と少しの間ずっと親友のジョシュアの何かが違って感じました。ジョシュアがなんだかとても幸せそうだったのです。でもそれがなぜかはわかりませんでした。私達は20代を同じ大企業で肩を並べて過ごし、一緒に仕事をしてきました。お互い出世し、彼も私と同じように鬱々としていたはずなのに。何かが違う。
その当時、彼の人生には、人生でも最も辛い二つのことが起きていました。同じ月に彼のお母さんが亡くなり、彼自身の離婚が決まったのです。
彼が幸せなはずはないのです! 私より幸せであるなんてことがあるはずがない! そこで親友として、ランチに彼を誘い聞きました、「一体、お前はなんでそんなに幸せそうなんだよ?」と(笑)。
その後彼は20分かけて「ミニマリズム(最小限主義)」について語りました。それまでの数か月、彼は物事をシンプルにすることにフォーカスし続けたのだと。本当に必要なものを迎え入れる為に邪魔なものを整理したのだと。

 

持っているものの80%はムダだった

 

 

そこで私達は「荷造りパーティ」を開催することに。私達二人は、私が所有するすべてのものを引越しするかのようにすべて箱詰めし、三週間の間、必要なものだけを箱から出して使うことにしました。服、キッチン用品、タオル、テレビ、電子機器、絵画フレーム、消耗品、そして家具までも、全てを箱詰めするのをジョシュが手伝ってくれました。
9時間が経ち、何回かのピザ配達を受け取った頃私の所有物すべての箱詰めが完了しました。
私の二番目のリビングルームで、ジョシュと二人で疲れ切り、高く積み上げられた箱を眺めました。私のコンドは一気にがらんとしました。それまでの10年で一生懸命働いて手に入れてきたものがすべて箱詰めされたのです。

 

彼のまとめ

 皆さん、自分の日々の生活を考えてみてください。一日で最も時間を使っているのはどんなことでしょうか? メールチェック? Facebookチェック? テレビを見たりオンラインショッピング? 本当は必要のないもの、皆さんを幸せにしてくれないものを手に入れる為の給料を得る為に、一生懸命働いていませんか?
消費文化、ものを購入することについて、仕事の仕方において何が正しい、何が間違っているという話をしている訳ではありません。私達にものは必要ですし、請求書の支払いもあります。しかし、消費することやキャリアを成功させることばかりに集中すると、人は人生で大切なことを忘れてしまいがちです。生きる目的がわからなくなってしまうのです。
そこで過剰に溢れかえる所持品を整理することで、人生のゴタゴタまでも整理出来る。そして要らないものを整理した後に残った必要なもの、例えば健康、人間関係、成長、貢献、コミュニティにフォーカスすることが出来るのではないでしょうか? ありがとうございます。

 

人生に疲れた1000万円プレイヤーがたどりついた「ミニマリズム」(最小限主義)という価値 - ログミー