<働かない働きアリ>集団存続に必要 働きアリだけは滅びる


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00000074-mai-soci
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記事の内容

・コロニー(集団)の中に必ず2~3割いる働かない働きアリは、他のアリが疲れて動けなくなったときに代わりに仕事をし、集団の長期存続に不可欠だとの研究成果を北海道大などの研究チームが、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で発表した

・これまでの研究では、働くアリだけのグループを作っても必ず働かないアリが一定割合現れることが確認されており、仕事をする上で非効率な存在で、働かないアリがいることが謎だった

・自然界では働きアリが全て同時に働かなくなると、必要な卵の世話が滞ってそのコロニーが滅びてしまう。最初によく働いていたアリが休むようになると、働かなかったアリが動き始めることが確認できた

・さらに、コンピューターシミュレーションで、1コロニー75匹の働きアリが全て同じようによく働き疲れがたまるペースも一緒のケースと、働き度合いがばらばらのケースを比較。勤勉なアリだけのケースでは一斉に疲労で動けなくなってコロニーが滅びてしまうのが早く、働かないアリがいる方が長続きする傾向があった。

・チームの長谷川英祐・北海道大准教授は「働かないアリを常駐させる非効率的なシステムがコロニーの存続に欠かせない。人間の組織でも短期的な効率や成果を求めると悪影響が出ることがあり、組織を長期的な視点で運営することの重要性を示唆する結果ではないか」と話す。

 

 

この話題に対する反応



・もうこれは仕事辞めていいよってことよね

・これは人間界にも当てはめて解釈してもいいというニュース

・何事も遊びが必要なんですよ。ずっと弓を張っていったら、糸が弛んだり、切れたりするのと一緒。蟻にも人間にも然り。

・シフト制ってことか。そう言えば某お店で働いてた時、休憩に入って休む事も仕事のうちだ!と、指導され事がある

・役割がちゃんとあるんだなぁ