高城亜樹(24)は、気心知れた同期や仲間と、卒業コンサートで“再共演”した。

 元AKB48で、現在飲食店「焼肉IWA」(東京・新宿区)オーナーの内田真由美(22)は、高城が所属した派生ユニット「If」で突如登場。

 本来は、同ユニット好きの中田ちさと(25)が、同ユニットの「If」を歌う予定だったが、イントロが流れるとステージ上に、柏木由紀に扮(ふん)した内田が現れ

 

た。メンバーから、大ブーイングを受けながらも、懲りずに衣装のコートを脱いだ内田は、前田敦子のセンター曲「渚のCHERRY」を歌い、高城らをバックダンサーに従えると、「店戻らないといけないから。じゃあね~」とステージを去った。

 また高城にとって唯一の同期・6期生で、14年4月に卒業した野中美郷(24)も登場。高城は「2人きりでずっとやってきたので、ずっと寂しかった。ずっと一緒に歌いたかった曲です」と「向日葵」を歌った。

 コンサートでは、ステージ上にこたつを作り、先輩、後輩メンバーと思い出話に花を咲かせた。12年から移籍、兼任したJKT48メンバーからはビデオメッセージが寄せられ、気心知れた、大家志津香(24)北原里英(24)から手紙を受け取ると、涙を流した。多くの先輩、後輩から慕われた。

 高城は「このステージにいるメンバーは、私にとってすこくかけがえのない仲間で、思い出を過ごしてきた仲間です。こうした仲間と最後のステージに立つことができて、うれしく思います。AKB48が好きでオーディションを受けました。こんなに長くアイドルをやるなんてと思っていたんですけど、まさか自分がAKB48でなくなるんだと思う自分もいました。でもみなさんが応援してくれているから、立ち止まりたくない。ずっと前を向いて、挑戦し続けたい。JKT48に移籍したり、他のメンバーに比べたら、いろいろあったメンバーだと思います。でもそんな私を見つけてくれて、ここに来てくれたみなさんが大好きです。そして私のアイドル生活の誇りです。しっかりを自分の道を進んでいきたいと思います」と話した。