元日本代表DF闘莉王 母国ブラジルで現役続行へ

昨季限りで名古屋を退団した元日本代表DF田中マルクス闘莉王(34)が母国ブラジルで現役生活を続けることになった。

 関係者によれば今オフにはブラジルのクラブ、さらに浦和時代の盟友で元日本代表FW岡野氏がGMを務めるJ3鳥取から獲得のオファーを受けた中、ブラジルで暮らす母親の体調面なども考慮し、母国で選手生活を続ける決断に達したという。

 

田中マルクス闘莉王
タナカ マルクス トゥーリオ


■ポジション:
DF
■誕生日:
1981-04-24
■身長:
185 cm
■体重:
82 kg

■代表歴
U-23日本代表
2004年アテネ五輪日本代表
2006年~日本代表
2010年W杯日本代表
2006年8月9日トリニダード・トバゴA代表デビュー
■コメント
経歴=渋谷幕張高-広島-水戸-広島-浦和-名古屋
Jリーグ受賞歴=06年MVP、04~12年ベストイレブン

 

経歴

16歳の時、千葉県の渋谷幕張高校がブラジルで行っていたスポーツ留学生のテストに合格したことがきっかけで日本に留学し、2001年にサンフレッチェ広島に入団。

2002年、シーズンにサンフレッチェがJ2に降格。1年での昇格を目指すため、新たに実力のある外国籍選手を獲得することとなり、外国籍選手の保有枠(1チームにA登録選手が3人まで)のため、2003年、J2水戸ホーリーホックにレンタル移籍。同年10月、日本への帰化をきっかけに、登録名をトゥーリオから現在の名前に変更(トゥーリオを漢字に置き換えた)。

2004年、J1浦和レッズに移籍し、U-23代表に選出され、アテネオリンピック本大会にも出場。

2006年、オシムジャパン体制でA代表に初選出され、8月9日のキリンチャレンジカップ・対トリニダード・トバゴ戦で初出場、11月15日のアジアカップ予選・対サウジアラビア戦で代表初得点を挙げる。またチームではリーグ優勝を果たし、Jリーグ最優秀選手を受賞した。

プレースタイル

長身を生かした空中戦の強さが特徴。クロスを放り込まれても高さで対処できる。ヘディングのクリアで味方ゴールから遠ざける。また、ドリブルなどで攻撃参加して前線まで上がってくることも極めて多く、超攻撃的なセンターバックとしての評価を確固たるものにしている。なにより味方陣内深くの最終局面にて体を張って相手選手を止めることができる。ペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込むこともある。常に声を張り上げ、リーダーシップを発揮している。

2008年シーズン途中に発足したエンゲルス体制下においてはテクニックと得点力を買われ、本来のポジションであるセンターバックの一列前の位置にあたるボランチ、更にはトップ下で起用されるなど、プレーの幅を広げている。トップ下で起用された時は、本職のストライカーさながらのプレーし、ハットトリックまでも、達成した。

エピソード

・闘志を剥き出しにしたプレーを披露するが、ピッチ外ではプレーとは裏腹に紳士な性格である。

・日本代表への想いが人一倍強く、チーム幹部から「あれほど代表に行きたがる選手も珍しい」と言われるほど。

・年に数回、ブラジルから家族をホームゲームに招待する。母親が招待された試合では自身が得点することが多い。

・熱心なクリスチャンであり、毎日聖書を読んでいるとのこと。時間があれば、教会へもときどき足を運んでいる。

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