眞子さま、レスター大学大学院の修了式に出席

イギリスに滞在中の秋篠宮家の長女・眞子さまが、レスター大学大学院の修了式に出席されました。
 眞子さまは現地時間の21日午前、イギリス中部にあるレスター大学大学院で行われた修了式に黒のアカデミックドレス姿で出席されました。

 眞子さまは、おととしの9月から1年間、レスター大学大学院の修士課程で博物館学を勉強され、留学からの帰国を前に、イソギンチャクやクラゲのガラス標本を題材にした修士論文を提出し、その後、合格の連絡を受けられていたということです。

 修了式が行われた会場では、共に学んだ仲間との再会を喜び、記念撮影に笑顔で応じられていました。

 

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レスター大学とは

 

 

レスター大学は英国で最も古い伝統を誇る大学のひとつで、歴史あふれる美しい建造物に囲まれたキャンパスで104ヶ国より集まった約18,000人の学生 (留学生は16%)が約40学部で学んでいます。教育・研究において国際的な名声を誇り、上海交通大学のランキングでは、わずか23の英国大学しか入らなかった世界のトップ200大学の151位にランキングされました。またThe TimesのThe Good University Guideでは5年連続上位20位にランクインしており、2015年度は19位を獲得しています。The GuardianとComplete University Guideでも上位20位以内にランクインしています。「University of the Year 2008/09」に選ばれるなど、大学院の教育面において高く評価されています。

研究分野では、25に及ぶ分野でトップレベルの評価を受けています。最新の研究業績評価(RAE)では13の学科で最高評価の5または5*を受けました。また、国際的に名高い研究集約大学の集まりである1994グループのメンバーでもあります。

National Student Serveyでは調査開始以降毎年、教育の質と相互満足度の評価で英国主要大学約120校中で1~4位につけています。大学の設備や環境の向上のためのアクションプランも積極的に行っており、奨学金プログラムにも力を入れています。

レスター大学は犯罪捜査などに多大な影響を与える、DNA遺伝子指紋法の開発で世界的に知られています。大学付属の宇宙科学研究センターはヨーロッパ最大規模を誇り、この分野の中心的な役割を果たしています。MBAコースはAMBAの認可を受けています。Museum Studiesでは世界最高峰の評価を得ており、美術館・博物館での8週間のインターンもカリキュラムに含まれています。

レスター大学の誇るDavid Wilson Library(中央図書館)は、以下の設備を備え、学生たちに快適な学習環境を提供しています。
■自習スペース1,500席■プラズマディスプレイ付きグループ用スタディーム13室■充実したIT設備■大学院生専用スペース200席■セミナールーム■500席の講義シアター■カフェ■本屋■キャリアライブラリー

レスター大学の卒業生たちは様々な分野において世界中で活躍しています。卒業生の中には、映画監督のサー・リチャード・アッテンボロー、作家のC.P.スノーやマルコム・ブラッドベリー、詩人のフィリップ・ラーキン、天文学者のパトリック・ムーアなどがいます。


大学院では、DNA遺伝子指紋法の開発で世界的に有名なGenetics遺伝学(直近の研究評価で最高の5を獲得)を初め、科学・医学分野で質の高い研究を行っています。また、MBA、Marketing、Museum Studies(博物館学)、Law、International Relations、Victorian Studies、マスコミュニケーション、Applied Linguistics and TESOL、Archaeologyも高い評価を受けています。その他、犯罪学、物理学、天文学などが有名です。2011年度よりMA Translation Studies(翻訳コース)を開講しました。

Graduate Diploma(大学院ディプロマ)プログラムでは、短大や専門学校卒の方の大学院進学へ新たなルートを開いています。大学学部 では、コミュニケーション学, 美術史, 国際関係, 英文学などが人気です。Biological Science(生命科学)は世界でもトップレベルを誇ります。短期学部留学プログラムでは、1学期もしくは1年間学部の授業を聴講できます。専攻科目は複数の学部から選択可能で、日本の大学への単位の振替も可能です。 


English Language Teaching Unit(ELTU)では、高い知識と経験を積んだ一流の教員たちによる少人数制のPre-sessional英語コースを通年にわたり開講しています。大学や大学院進学を目的とせず、英語力の教科のみを目指す方にも最適です。In-sessionalとしては、専門教科(Economic, Management, Museum Studies, Education, Media & Communications 等)のLanguage Supportプログラムも無料で提供しています。Study Skillsコースでは大学・大学院で学ぶのに必要な技術(セミナー、プレゼン方法、学術論文の書き方など)を集中的に学ぶことが出来ます。設備面では、大学付属図書館として中央図書館、教育学図書館、臨床科学図書館、法学図書館があります。PC環境としては、語学コース生を含む全学生に対し大学アドレスとディスクスペースが配布され、学内のPC設備より無料でインターネットを利用できます。

レスター市は、ロンドンから電車で75分、英国のほぼ中央に位置した国際色豊かな大都市です。市内中心部はヴィクトリア建築の美しい町並みが保存されており、運河や大聖堂、古代ローマ時代の遺跡などがあります。2013年2月にはレスター大学の考古学調査チームが市内で15世紀のイングランド王リチャード3世の埋葬場所を発見、遺骨をリチャード3世のものと断定したことで、歴史スポットとしても今後注目を浴びると思われます。700年の歴史をもつヨーロッパ最大規模のマーケットやイギリスでもトップ10に入る規模の近代的なショッピングセンターがあり、物価が非常に安い地域です。また、レスター市は英国初の環境都市で、治安が良く、緑豊かなところです。スポーツも盛んで、フットボールラグビー等のスタジアムがあり、試合観戦を楽しめます。観光地ではないため、落ち着いた由緒ある英国の暮らしを経験することができ、留学生にとっては理想の環境といえます。日本人の数が非常に少ないのが特徴です。

大学寮は、1900年代のエドワード調の建物から、築浅バス付きの寮まで、さまざまなタイプを提供しています。日本からの留学生に対して初年度は基本的に寮が保証されています。自炊式寮の多くはキャンパスから徒歩圏内にあり、ほぼ全ての寮の部屋よりブロードバンド接続が可能です。また民間の賃貸住宅への入居を希望する方に対しては、Private Accommodation Officeが相談にのっています。